JAくま管内では春作のズッキーニの出荷量が順調に増えてきている。生産者の高齢化にともない、軽量な小物野菜生産の推進を積極的に行っており、2013年産春作ズッキーニの作付面積は、前年対比112・6㌫の2・5㌶、生産者戸数は41戸。総販売金額は1800万円を目標に掲げ、出荷数量30㌧を計画している。
ズッキーニはカロリーが低く、ベータカロテンやビタミンB・C、カリウムを多く含み、油との相性が良く、フライや天ぷらなど揚げ物にも向いている。同JAの内村穣担当は「3月の冷え込みもあり、若干生育が遅れたものの、色つやも良く、曲がりも少なく品質も良好」と話す。
同JAの下球磨第一選果場では、18日に100ケース(1ケース2㎏)を出荷。
ピークにあたる5月中旬~6月下旬に日量1000ケースの出荷を見込み、中京・九州方面へ出荷する。