地元野菜を使って調理する参加者
ＪＡ阿蘇南部なす部会は、３日に「ヒゴムラサキ」の収穫体験ツアーを開いた。収穫体験ツアーは、今年で４回目で、大手食品メーカーのハウス食品が企画。一般応募で選ばれた熊本市内の親子３８人が参加した。
同部会の三森伸治部会長のハウスで収穫を体験した。三森部会長は「出来るだけ農薬を使わないように天敵昆虫などを利用した害虫防除に心がけている」と話し、安全な「ヒゴムラサキ」作りをアピール。参加した親子は「こんなに大きいナスは見たことがない」と大きいナスに驚きながら、収穫した。収穫時には、収穫目安となる２７㌢を目測で収穫することに挑戦した。収穫作業後、同部会女性部の協力で、「ヒゴムラサキ」など地元野菜を使って、カレー作りも体験した。
三森部会長は「体験ツアーは、実際に栽培している所を消費者に見てもらうことで、安全な農産物作りに取り組んでいる姿を見てもらえる。自分たちも消費者を裏切らないような農産物を届けたい」と話した。