１３年産早期米を検査する検査員
ＪＡ熊本うきはこのほど、同ＪＡ三角支所米倉庫で２０１３年産早期米の検査を行った。宇城市三角町の生産者７戸が持ち込んだ「コシヒカリ」１０５６袋（１袋３０㌔）を検査した。
１３年産の収量は、例年並み。カメムシによる着色被害や高温障害による充実不足が影響し、全体的に等級は下がった。農産物検査員の資格をもつＪＡ職員４人が、色や粒の大きさなどを厳しく検査し、２等が７５８袋、３等が２４７袋、規格外が５１袋だった。
検査した営農指導部・農畜産課の吉田賢一係長は「梅雨明けが早く、高温の影響で心白・乳白粒が見受けられる。また、全国的にカメムシの発生が多いので、今後、普通期米についても適期防除をお願いしたい」と話した。