宿根カスミソウ産地のJA菊池は、出荷箱に「いい夫婦の日はカスミソウ」の県下統一特性シールを張って、11月22日の“いい夫婦の日”に向けて「カスミソウ」をアピールする。
JA花き部会のカスミソウ専門委員会は、地域に合った品種の栽培試験や現地検討会、日持ち試験などを重ね、品質向上と日持ちのいいカスミソウを目指す。出荷時には、16人の検査員が交代で厳しく検査する。
管内の宿根カスミソウ栽培面積の7割を占める主力品種「アルタイル」は、花粒が大きめで、白さが際立ち、アレンジ、花束、生花など、万能な材料として人気だ。
堤慎一専門委員長は「アルタイルは管理がしやすく、日持ち試験の継続で、菊池のアルタイルは日持ちがいいと市場での評価も高い。部会員全員の品質を均一化するための出荷前検査を強化し、さらなる品質保持に努める」と話す。地域に合った品種試験栽培を重ね、しなやかで、白さが目立つ「ベールスター」も導入した。
「いい夫婦の日」前の16~22日までの7日間、東京銀座で、県内産地(JA熊本うき、JAあまくさ)と共に展示販売を行なう。