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「ハダニ」天敵で防ごう/JAくま

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天敵を放飼する那須部会長


 JAくまイチゴ部会はこのほど、栽培におけるハダニ類の被害拡大を抑えようと、多良木町で天敵利用の講習会を開いた。同日は、部会員や県、メーカー、JA営農指導員など30人が参加した。
 ハダニは、薬剤のかかりにくい葉裏に寄生し、薬剤を散布しても発生することが多い。近年では、温暖化や薬剤に対する抵抗性発達により多発してしまうことがある。そこで、天敵利用による防除に部会全体で取り組むため、同イチゴ部会の那須重実部会長の圃場で試験を始めた。
 那須重実部会長は「下球磨苺部会の生産者が利用して効果がでていると聞いた。天敵利用をすることで減農薬や作業時間の短縮につながる。今後も部会で取り組めることはやっていきたい」と話す。
 天敵利用をすることで、防除作業時間の短縮や開花・収穫ピーク時等、薬剤防除が難しい時でも利用しやすいといった長所がある。

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