JA熊本うき管内で、イチゴの収穫作業が順調だ。「さがほのか」や「さちのか」、JAオリジナルブランド「のぞみ」の出荷も始まった。JA管内の各営農センター集荷所では週に3回、日量約1000パック(1パック=270㌘)を集荷。年内は12月中下旬に出荷ピークを迎え、大阪など関西地方を中心に2014年5月下旬まで総出荷量556㌧を計画している。
管内生産戸数は65戸で、15㌶(対前年比90%)を作付ける。13年産は、暖秋の影響で株枯れが散見されたが、生育は順調。生産者の努力により、食味良好で高品質に仕上がっている。
美里町で「さちのか」29㌃を栽培する鋼鉄憲吾さん(31)は「早出しを心掛け、前年を上回る収量を目指したい。今後も安全・安心でおいしいイチゴづくりに頑張っていきたい」と話した。