「でこなす」の収穫作業に励む北岡部会長
ＪＡ熊本うき管内で「でこなす」の収穫作業がピークを迎えている。宇城市松橋町のＪＡ熊本経済連第２園芸集送センターへの一元集荷で、日量約１２００ケース（１ケース＝４㌔）の約５㌧を出荷。２０１４年６月まで全国各地に向け、総出荷量１７８１㌧、販売金額６億円（でこなす、ばってんなす）を目指す。
同ＪＡ管内のナス生産戸数は４９戸（うち「ばってんなす」は４戸）で、作付面積は１２・２㌶（うち「ばってんなす」は０・７㌶）。１３年産は、高温の影響で生育が早まり、例年になく早い出荷となっている。外観や食味など内容は良好で高品質な仕上がりだ。
同ＪＡナス専門部会の北岡宏一部会長は「環境制御や天敵利用防除の導入など新たな技術を修得し、今後も高収量・高品質なナス生産に力を入れていきたい。安全・安心なナスの消費拡大に努めていきたい」と話した。