JAやつしろ吉野果実選果場は11月30日、ハウス晩白柚を初選果した。1玉づつ色艶・キズの有無などで、等階級毎に箱詰めされた307ケース(1ケース=10㌔)と化粧箱50ケース(2玉および3玉入り5㌔)が、関東と県内の市場へ出荷した。
氷川柑橘部会の前田聖也部会長(55)は「今年は、2L・Lが中心の大玉傾向、台風の被害もなく、外観も綺麗。味は、糖酸度のバランスの良い、食べやすく美味しい果実で、自信を持って勧られる」と自信を見せた。
ハウス栽培は、年内は贈答用として、ピーク時に1日当たり2500玉から3000玉を出荷。露地物は、12月下旬から出荷が始り、年明けから2月末まで本格出荷が続く。シーズンを通して九州管内を始め関東・関西を中心に東北以南の市場へ、10万玉の出荷を予定している。
JAは、地方発送も受けている。問い合わせは、吉野果実選果場(電)0965(62)2826、八代果実選果場(電)0965(32)5940。