JA本渡五和タカナ部会はこのほど、天草市佐伊津町の第八農園でタカナの本格出荷を前に現地検討会を開いた。現地では、9月に播種したタカナが50センチほどに成長し、出荷期を迎えている。
部員ら約40人が参加。今年度のタカナの生育状況をふまえ、追肥などの今後の管理や出荷日程、出荷要領について確認した。今後は適切な栽培管理を徹底し、出荷時は、適期収穫のもと、葉の検品や笹等の異物混入を確認するなど細かい収穫調整を行い品質向上に努めることを申し合わせた。
同JAの吉本和喜指導員は、「生育の状況にあわせて追肥を行い、例年発生しやすい縁腐れ症に注意し早めに出荷するように」と注意を促した。出荷担当者は、「適期収穫を厳守し、規格など収穫調整を徹底してほしい。」と呼び掛けた。
2013年度の栽培面積は18㌶。52人の生産者で500㌧の収穫を目指す。