JAやつしろ管内で、イチゴの出荷が最盛期を迎えている。八代郡氷川町の同JA竜北イチゴ集荷所に、生産者が収穫・選果・パック詰めした「さがほのか」「とよのか」「さちのか」「ひのしずく」などを、早朝5時から持ち込む。現在、同集荷所から「和鹿島いちご」のブランド名で1日2万8000~3万パックが関西を中心に出荷している。
本年度産は、夏場の高温と冬場の寒波と、燃料高騰の影響で、おもうように加温出来ず、昨年度比85%の出荷量に留まっている。しかし、集荷所のJA職員は「寒さで開花から収穫までの生育期間が例年より長いため成熟し、濃厚な味と香りで例年より甘く、品質が良い。食べて美味しいいちごとなっている。ぜひ食べて欲しい」と話す。
同集荷所から出荷される「和鹿島いちご」は、包装フィルムに西日本初のナンバーリングセロハンを導入。早朝集荷と厳しい検査の実施で「高品質で痛みが少ない」と市場から高評価を得ている。
同集荷所に出荷している生産者87人は、33㌶栽培。「さがほのか」が全体の70%を占める。11月中旬から5月下旬にかけて出荷し、3~4月のピーク時には、日量5万パックを出荷。シーズンを通し、450万パックの出荷を見込んでいる。