県内有数の麦産地であるJA熊本うき管内で、黄金色に色づいた小麦が収穫シーズンを迎えた。JA管内各ライスセンターなどで5月27日、「シロガネコムギ」の荷受けが始まり、生産者は収穫作業に精を出している。
2014年産小麦は作付面積898㌶で、収穫量は約3000㌧を見込む。好天に恵まれて出穂が早まり、生育は順調で収量も例年並み。「シロガネコムギ」収穫後は、県内でも唯一の銘柄「ニシノカオリ」(206㌶)と続き、6月5日まで刈り取りを予定する。
同JA北営農センターの宮崎正治代理は「無事に収穫が終わるよう頑張っていく。今後も安定した収量を確保するため、栽培体系の見直しを図りたい」と話した。