牛に装って牛乳や酪農の仕事について熱く語る隈部支部長
ＪＡ菊池女性部フレッシュミズ七城支部はこのほど、生産者の思いを伝えようと、食育交流イベント「遊ぼう・学ぼう・食べよう」をＪＡ本所広場で開いた。管内から子育て世代の親子連れなど７０組１８０人が参加。フレミズ独自で初めて企画した。
「安全・安心・健康」をテーマに、農家の生産現場や菊池地域の農畜産物、食の大切さなどをフレミズ会員らが知恵を出し合い伝えた。支部の隈部雅子支部長が牛に装って、牛乳や酪農の仕事を熱く語る場面もあった。
昼食会では、地元七城の米で作ったおにぎり、肥育農家手作りの「タンシチュー」、酪農家がこだわり生産・販売する「アイス」「ミートパイ」などを提供。野菜や乳製品の販売なども行った。
隈部支部長は「健康だからこそ仕事ができる。その健康の源は安全・安心な食べ物。命をつなぐ食を大事にしてほしい。家族で食卓を囲み『いただきます』『ごちそうさま』の言葉で、生産者とつながっていることを思い出してほしい」と参加者に語った。
参加者は「小さい子を持つ親としては、生産現場のことが分かると安心できる。話を聞き、いろいろな発見があった。収穫体験なども企画してほしい」と話した。