JAくまは、あさぎり町岡原地区で取引先の生協くまもとの組合員とその家族を招き、田植え体験交流会を開いた。今年で16回目。
同生協とJAは、人吉球磨産「ヒノヒカリ」を使ったブランド米「急流米」や「奥球磨米」「球磨ものがたり」「にこまる」などを取引している。
県内各地から29家族、99人が参加。田植え体験は、受託作業等を行うアグリサービスあさぎりの水田で行われた。
JAの営農職員が手植えの仕方を説明。参加者は10㌃に「にこまる」の苗を手植えし、希望者は機械植えも体験した。
簑毛正勝組合長は「球磨地域の米は全国でも親しまれている。これからも消費者の方々に、安心・安全な農畜産物を提供していきたい」とあいさつした。
熊本市から家族4人で参加した河﨑愛実ちゃん(3)は「楽しかった。機械もまっすぐできた」と笑顔で話した。
参加者には、JAくまから地元産のにこまる2㌔と桃がプレゼントされた。10月には稲刈り体験交流会を予定する。