JA阿蘇蘇陽ブルーベリー部会は、JA蘇陽ブルーベリー集荷場で2014年産出荷査定会を行った。生産者ら関係者約50人が参加し、出荷要領の確認などを行った。
平木隆二部会長が「選別を徹底し、異物混入などがないように努力して、産地の信頼を高めていきたい」と力強くあいさつした。
同地区のブルーベリー栽培は約30年前より始まった。導入の背景には、農産物が減る6月から9月に収入源を確保したいという生産者の要望があった。
現在、主にハイブッシュ系統とラビットアイ系統が栽培され、9月末まで約50㌧の出荷が行われる。ほとんどは、加工用として扱われるため、出荷後は冷凍保存される。販売担当職員の姫野活昭さんは「今年は生育が若干遅れ気味だが、品質は例年並み」と話す。
同地区のブルーベリーを使用したジャムやサワーは好評で、年間通して県内外に出荷される。贈答用のセット商品もあり、中元ギフトとして購入する人も多い。