売れる米作りに一丸「くまさんの力」推進／ＪＡ熊本市

ＪＡ熊本市普通作部会は、ＪＡ本店で２０１４年度総会を開いた。１４年度は、推進目標に「売れる米づくりと低コスト稲作の推進」を掲げ、品種の特性や地域の特色を生かした消費者ニーズに対応した売れる米づくりを推進していくことを確認。今年産米の集荷８万３０００俵を達成目標に掲げた。
　部会３０支部の支部長や行政、ＪＡ関係者ら約５０人が出席。部会では、高温耐性品種として期待される新品種「くまさんの力」を導入し、品質向上と普及拡大を目指す。「くまさんの力」の知名度向上のため、イベント等でおにぎりの無料配布などを行う。
　役員改選では、部会長に出田明人さんが再任した。出田部会長は「肥培管理を徹底しコスト削減のため、稲作研修会や講習会に力を入れていきたい。「くまさんの力」を推進し、特色ある産地作りを目指そう」と呼びかけた。