JA菊池青壮年部菊池支部はこのほど、「学ぼう・ふれよう・楽しもう菊池の農業」と題した食農体験教室を開いた。梨の収穫体験をメーンに、梨料理・梨や菊池農業に関するクイズ大会に8家族33人が参加した。
参加者は初めての梨の収穫体験だった。好みの梨を選んで、もぎ取った後、へたをはさみで切って、籠に入れた。子どもたちは、丸かじりも楽しんだ。
昼食は「梨とじゃこのちらしずし」「梨と水菜の肉巻きサラダ」「梨のおやつ天ぷら」などで、梨づくしのアイデア料理に舌鼓を打った。
3人の子どもと参加した木下博登さん(36)は「梨園に行くのも収穫も初めて。梨の料理も初めてのものばかり。クイズも楽しかった。生産者と交流し、いろんな発見があった」と満足した様子だった。
菊池支部の松岡真支部長は「また参加したい、との喜びの声を聞き、うれしく思う。これからも工夫しながら、消費者との交流を深めたい。食と農の大切さを伝え、菊池農畜産物のファンを増やしていきたい」と話した。