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吉野梨台湾へ出発/JAやつしろ

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台湾へ輸出される吉野梨「新高」。丁寧に専用の紙で包んで出荷箱に詰める。


 吉野梨「新高」の出発式が行われた。第1陣の2000㌜(5㌔箱・5~7玉入り)が、生産者、行政、JAやつしろの関係者ら約70人に見送られ、今年披露されたラッピングトラックの先導で、出発港となる博多港へ向け出発した。
 台湾の中秋節まで2週間と期間が短いため、昨年より3600㌜少ない4000㌜(20㌧)を計画。 27日には、残りの2000ケースが送り出された。
 古閑浩治JAやつしろ竜北果樹部会梨部長は「今年の中秋節が9月8日と、過去一番早いため、間に合うか危惧していたが、生産者が努力し、栽培方法の工夫などで何とか間に合った。出荷量は少ないが、来年以降に繋げるためにも、大玉の品質の良い梨を送り出す。きっと喜んでもらえるものと確信している」と話した。
 9月6~8日に掛けて、生産者と行政、JAなどの代表者7人が台湾へ行き、台北や高雄の大手百貨店などで販売促進活動を行う予定だ。
 今年で11年目を迎える吉野梨の台湾への輸出は、2004年から、農水省の日本産ブランド輸出促進事業として始まった。05年から中秋節に合わせた本格輸出を行っている。
 特に中秋節の贈答時期には、丸くて大きいものが喜ばれるため「吉野梨」の大きさと質の良さが重宝されている。

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