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中学1年生農場ステイ/JA菊池

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牛の餌やり作業をする糸岡さん㊧と中川さん

 
 JA菊池青壮年部旭志支部は2日間、農業体験「ふるさとファームステイ」で菊池市立旭志中学校1年生37人を受け入れた。生徒は酪農、肥育、普通作18戸の農家に泊り込み、農作業を体験した。
 ファームステイは、地域の基幹産業を体験して学ぶ貴重な学習として、菊池市立旭志中学校1年生の恒例行事となっている。受入農家として地元旭志のJA青壮年部員が全面的に協力。旭志支部部員の6割がファームステイを体験した卒業生となった。先輩から受け継ぎ学んだことを地域の後輩に伝えている。
 生徒らは、エサやりや牛舎の掃除、搾乳や子牛の哺乳、野菜の収穫や出荷調整作業などをしながら、農家の一日を丸ごと体験する。
 肥育農家で作業をした糸岡陽奈子さん(12)は「とても楽しかった」と話し、中川未来さん(12)は「いろいろな体験できた」と感想を述べた。
 同青壮年部旭志支部長の青木祐也さん(40)は「体験を通して、命や食べ物の大切さ感じてくれたらうれしい。これからも協力していきたい」と話した。
 希望者体験から始まったファームステイも、1999年からは1年生全員が参加して続いている。学校、PTA、JA青壮年部、地域が一体となり取り組み、1年生必須の授業として平日に行う。中学生もこの日を心待ちにし、卒業時の一番の思い出に、ホームステイが修学旅行と肩を並べる。

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