JA熊本うき柿部会は、栽培技術とブランド力向上を図ろうと宇城地域振興局で、主力品種である柿「太秋」の品評会を初めて開いた。
糖度や着色、外観などを審査する品質部門と、重量で審査する大玉部門で、それぞれ部員が出品した21点を厳正に審査。宇城市の道の駅直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」で、審査品の試食宣伝会も行った。同部会の長谷誠一部会長は「生産者一丸となって消費者に求められる柿づくりに努力し、今後もPR強化を図っていきたい」と話した。
JA管内では生産者57人が12㌶を作付けする。関東や中部、東北、熊本県内を中心に、11月中旬まで約50㌧の出荷を見込んでいる。
主な審査結果は次の通り。
◇品質部門▽金賞=満汐政一▽銀賞=寺川邦親▽銅賞=夕川憲征、澤口孝太
◇大玉部門▽金賞=福田好美