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JA支店前に飾り菊 地域住民もてなし/JA熊本市

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東部支店に飾る「扇日の丸」を前に笑顔の岡本さん夫妻


 見る人を楽しませる大きくて華やかな飾り菊。熊本市東区鹿帰瀬町で菊の花を栽培する岡本幸人さん(81)は、1年間かけて作った飾り菊を自宅近くのJA熊本市東部支店の玄関に展示し、訪れる組合員や地域住民らをもてなしている。支店に飾られているのは、高さ2㍍×幅2㍍もある作品「扇日の丸」。飾り菊は10月末から展示しており、12月初旬まで楽しめる。
 飾り菊作りは1年以上かけて行われる。5月中旬に飾り菊のプランターに定植する苗は、前年の8月に挿し芽をして育てたもの。梅雨に入るまでに2㍍の高さまで背丈を伸ばすことが、上手くつくるコツだ。梅雨明け後は日照が強くなり成長が休みになる。
 岡本さんは「扇日の丸」の他に「赤富士」(高さ2㍍×幅1・8㍍)も作る。菊の品種は懸崖用。約4平方㍍の土台を覆っている花びらは6本の苗から伸びており、「扇日の丸」は赤2本・白4本、「赤富士」は赤4本・白2本の苗を使っている。
 「16年前に父が作っていたのを見様見真似で作り始めたのがきっかけ。飾り菊は挿し芽で作るので、現在咲いている菊は父の代からのもの。手間がかかる飾り菊を敬遠して作る人が少なくなっているので、興味を持ってくれる人が増えればうれしい」と呼び掛けた。

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