JA菊池ゴボウ部会は1日、冬ゴボウの出荷査定会を菊池市のJA北生産指導センターで開いた。2014年産冬ゴボウの販売状況や規格、日程の確認をして部会員の意識を高めた。
同部会の桑原嘉博部会長は「平準化を図るため、昨年から部会員による出荷検査を当番制で行っている。気持ちを一つにして、有利販売に繋いでいきたい」と話した。
JA営農部園芸特産課山口博司指導員は「夏の播種(はしゅ)時期の天候不順により、生育が例年より少し遅れ心配されたが、10月には取り戻し、品質はまずまず。出荷基準をしっかり統一し、年末の需要期に向けて出荷を伸ばしていきたい」と話した。
冬ゴボウ出荷者は85戸、栽培面積は50㌶。初出荷は11月27日。春ゴボウへの切替えの3月中旬まで、関東、名古屋、大阪、九州一円に出荷する。