JA阿蘇西原甘藷部会は、阿蘇郡西原村で2014年産貯蔵甘藷出荷協議会を開き、生産者ら約80人が参加した。14年産の出荷は、9月中旬から始まっていたるが、貯蔵した甘藷が本格的に出荷を向かえる年明けを前に各等級や出荷要領の確認を行った。2015年5月末まで県内外へ出荷し、出荷数量1404㌧、販売金額1億8000万円の売り上げを予定する。生産販売基本方針として①品種特性に見合う品質管理②計画的な出荷による安定供給③小玉階級の加工業者向け出荷による単価維持―など3項目を掲げた。
広瀬国昭部会長が「計画出荷をしていくことで消費地から信頼を得る産地になる。また徹底した選別で、高品質な品物を出荷していただきたい」とあいさつした。
今年産は、梅雨時期から夏にかけて曇天の影響で収量の落ち込みが予想されたが、例年並みの収量となった。 販売担当の副田慶太職員は「選別を徹底することで消費地からの評価も高まる。他産地に負けないように高品質の貯蔵甘藷出荷をしてほしい」と話した。
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貯蔵カンショ1404㌧へ/JA阿蘇
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