事業計画説明　組合員メリット重視／JAあしきた

　　ＪＡあしきたは、管内の５地区で２０１５年度の事業方針策定に伴い、１５年度事業計画事前説明会を開いた。農家組合長や支所運営委員、ＪＡ役職員ら約３６０人が出席した。組合員の意見を聞き、組合員のニーズに応えた事業運営を行うことが目的。 　　１５年度も①安心して任せられる健全な経営②組合員メリットを重視した開かれた事業運営③将来を見通した事業展開―――を基本に取り組むことを確認した。
　　芦北町で開いた説明会には、約９０人が出席。ＪＡの高峰博美組合長が「１５年度は、以前から皆さまにお話ししていた、集団農場設立に向けて本格的に動き出す１年になる。同件以外にも、皆さんがＪＡに求めていることや提案など、さまざまな意見を聞かせていただき、それを踏まえながら１５年度事業の方針を作り上げていきたい」とあいさつした。
　　意見交換では、組合員から「来年、津奈木町まで高速道路が開通するにあたり、芦北町管内の交通量が減ると予想されるが、各事業所の一般客の確保についてどのような対応を考えているのか」という質問があった。ファーマーズマーケットでこぽんや大野温泉センター、各セルフスタンドの販売促進の実施や、全職員のさらなる接遇向上を目指して研修会に取り組むなどと回答した。