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こだわりの「よかよか西瓜」/JA鹿本

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「よかよか西瓜」の成長を確認する山田部会長

「よかよか西瓜」の成長を確認する山田部会長

  全国有数のスイカ産地、熊本県のJA鹿本の園芸部会では、12年前から通常の他、味にこだわった「よかよか西瓜(すいか)」の栽培に取り組んでいる。水と交配日の管理を徹底することで糖度12度以上、うま味と甘味のバランスが取れたこだわりのスイカに育つ。
  「よかよか西瓜」は、大きさや糖度を決めるために重要な水の管理を徹底する他、適期収穫を目的に、通常の着果棒標示だけでなく、交配日基準を毛糸で表示して、品質管理を徹底する。
  収穫時期を決める査定会は通常、収穫間際のスイカを各地域からサンプルで持ち寄り判断するが、「よかよか西瓜」は圃場(ほじょう)で査定し、厳選出荷する。
  熊本市北区の同部会の山田精哉部会長のハウスでも、17㌃で「よかよか西瓜」を栽培し、出荷に向け手入れをしている。山田部会長は「一般と比べて手間暇は掛かるが、糖度のばらつきが少なくとてもおいしい。今は成長段階だが出荷時には7、8㌔の大玉になる。天候に左右されるので、管理を徹底しおいしいスイカを出荷できるようにしたい」と話す。
 「よかよか西瓜」生産者は現在10人で、5月から6月上旬、主に東京方面へ約1万9000玉の出荷を予定している。

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