管内での一貫生産を目標とする熊本県のJA菊池一貫繁殖牛部会は、黒毛和種の繁殖牛の放牧を始めた。阿蘇市の草原に放たれた牛は、100㌶の広々とした牧草地を跳ね回った。同部会の生産者でつくる広域放牧利用組合は、放牧頭数を増やし、優良子牛生産で「地域内・経営内一貫経営」を目指す。
2015年度は4戸の組合員が新たに加わり、12月までに170頭(前年比140%)の放牧を計画している。5月13日には、肉用繁殖牛(子牛生産のための母牛)55頭が放牧された。
同利用組合の外山裕基組合長は「新設した第2パドックから元気よく牛が飛び出した。継続して放牧している牛は牧草地に慣れ、伸び伸びしてうれしそうだ。牧草が豊富で体格も良くなり、いい子牛の出産を期待している」と話す。
放牧中は、ダニ吸血によるダニ熱や放牧地からの滑落など事故の発生がないよう、県家畜保健衛生所や地域振興局の協力を得て、3週間に1度検査をする。
同JAは、管内の肉牛生産基盤の強化を図るため、肉用繁殖牛の増頭を推進し、省力・低コスト飼養管理の目玉として05年度からJA阿蘇と連携し放牧を始めた。放牧頭数が着実に増えており、家畜保健衛生所による衛生検査支援もあり、放牧の効果が得られている。
2015年度は4戸の組合員が新たに加わり、12月までに170頭(前年比140%)の放牧を計画している。5月13日には、肉用繁殖牛(子牛生産のための母牛)55頭が放牧された。
同利用組合の外山裕基組合長は「新設した第2パドックから元気よく牛が飛び出した。継続して放牧している牛は牧草地に慣れ、伸び伸びしてうれしそうだ。牧草が豊富で体格も良くなり、いい子牛の出産を期待している」と話す。
放牧中は、ダニ吸血によるダニ熱や放牧地からの滑落など事故の発生がないよう、県家畜保健衛生所や地域振興局の協力を得て、3週間に1度検査をする。
同JAは、管内の肉牛生産基盤の強化を図るため、肉用繁殖牛の増頭を推進し、省力・低コスト飼養管理の目玉として05年度からJA阿蘇と連携し放牧を始めた。放牧頭数が着実に増えており、家畜保健衛生所による衛生検査支援もあり、放牧の効果が得られている。