デコポンオーナー集合／JAあしきた

　　ＪＡあしきた津奈木基幹支所は、津奈木町で、でこぽんオーナー開始式を開き、オーナーや管理主、ＪＡ職員ら約１１０人が参加した。２０１５年は、リピーター（再利用者）会員を中心に募集し、４０会員（４３口）の契約があった。
　　同支所では、１１年にオーナー制度を導入し、今年で５年目。オーナーとなる参加者は、加入金として１口２万円を支払い、一年間「不知火」の木１本と米「ヒノヒカリ」、カライモのオーナーになる。収穫した農産物を持ち帰る他、贈り物として全国発送もできるなどの特典がある。「不知火」園地の６０㌃のうち、１０㌃をオーナーが占めている。品質安定のため園地の管理主が栽培管理し、管理主は、安定した金額を受け取るメリットがある。
　　同日は、ＪＡの釜博志組合長が、各オーナーに会員証を手渡し「農業体験を楽しんでください」などと声を掛けた。オーナーらは、園地の管理主である新立嘉孝さん（３７）からアドバイスを受けながら、気に入った樹に自分のプラカードをつるした。
　　年末には「不知火」の収穫とＪＡ女性部による、おもてなし昼食会を予定する。