JA熊本市柑橘(かんきつ)部会は、高品質な温州ミカンの生産を目指して透湿性マルチシート被覆に取り組む。極早生、早生、中生、普通の各品目で被覆期限を設けるなど、期間を統一し、支部ごとに生産者自らが全圃場(ほじょう)を確認する。「夢未来ブランド」の向上を目指す。
透湿性マルチシートは、木の根が張った地面へ雨水の浸入を制限し、果実の糖度を高める。シートでの光の乱反射で、果実の着色を促進する効果もある。
部会は、9月下旬から出荷する極早生の圃場を見て回った。木の根元までしっかりと、大きさに合ったシートが張られているかなどを確認した。極早生は、全体の7割をマルチシート被覆で生産する。
大川美勇士営農指導担当は「生産者はマルチシートの被覆作業をし、天候に左右されずに高品質ミカン作りができるよう努力している」と話した。
透湿性マルチシートは、木の根が張った地面へ雨水の浸入を制限し、果実の糖度を高める。シートでの光の乱反射で、果実の着色を促進する効果もある。
部会は、9月下旬から出荷する極早生の圃場を見て回った。木の根元までしっかりと、大きさに合ったシートが張られているかなどを確認した。極早生は、全体の7割をマルチシート被覆で生産する。
大川美勇士営農指導担当は「生産者はマルチシートの被覆作業をし、天候に左右されずに高品質ミカン作りができるよう努力している」と話した。