JAくまは15日、同JAの上球磨選果場(球磨郡多良木町)で2013年産春メロン出発式を開いた。13年産は、出荷数量1323㌧、販売金額6億円を計画している。当日は、同JAメロン部会の生産部会員、行政、JA役職員ら約100人が出席。同部会の岸川孝徳部会長が「今年は天候に恵まれ、スムーズに生育している。13年産の努力目標の『個人反収金額プラス10万円』を達成するため、各支部において現地講習会を開き、技術の共有・底上げを部会に呼びかけてきた。美味しいメロンを丹精込めて作り、頑張っていきたい」とあいさつ。
13年産春メロンは、生産者戸数236戸で52㌶作付けた。品目別作付面積は、「プリンス」が8・47㌶、「ホームラン」が7・81㌶、「アンデス」が35・72㌶となっている。
同JA担当者は、「今年は、昼夜の温度差があり糖度も15度以上と大変高く、品質も高い。また、晴天に恵まれた事もあり3品種ともに大玉傾向」と話す。
同JAの簑毛正勝組合長が「生産者の方が真心込めて作られた、高糖度のメロンを無事に出荷できる事に大変嬉しく思う。消費地の消費者の方々に、美味しい球磨のメロンを味わって頂きたい」とあいさつした。
岸川部会長が運送会社のドライバーへメロン箱が手渡し、テープカットのあと、拍手の中トラックが出発した。