JA阿蘇中部いちご部会はこのほど、2012年産総会及び反省会を阿蘇市で開き、部会員や行政、市場、JA関係者ら80人が出席した。次年度の基本方針に、反当収量4㌧、基本栽培管理の徹底、検査基準の徹底による品質の確保、JA熊本経済連青果物コントロールセンターとの連携による販売戦略の構築を確認した。12年は、生産者46人(対前年比88%)が、10・6ヘクタール(同比78%)作付け、出荷数量125万パック(1パック=300㌘、同比87%)、販売金額4億1000万円(同比93%)と、災害の影響により、落ち込んだ。
宮本陽一部会長は「昨年の7月の豪雨災害から1年経ち、各関係機関、また、ボランティアの協力により、復旧が進んできた。特にJAやつしろイチゴ部会員にボランティアに参加いただき、大変感謝している。お礼を兼ね、同部会に視察に行った。産地間の協力を続けていきたい」と挨拶した。