JAやつしろ吉野果実選果場で16日、同JA管内竜北地区で栽培するブランド梨「吉野梨」(幸水)の選果が始まった。8月上旬まで約120㌧出荷する見込みだ。選果場の坂本浩担当職員は「今年は天候に恵まれ、例年に比べ糖度が、1・0から1・5度高い。食感が良く甘くて美味しい、高品質な梨に仕上がっている。ぜひ食べて欲しい」と話す。
生産者が持ち込んだ梨を検査担当者が、色や形状、傷の有無等確認し、選果する。16日は200ケース(1ケース=5㌔)、18日は700ケースを選果し、関東・中国・四国地方や県内へ出荷した。
吉野梨は、82戸の生産者が82㌶で栽培する。「豊水」を8月上旬~9月上旬に約90㌧、新品種の「秋月」を約35㌧出荷し、ジャンボ梨で有名な「新高」を9月上旬~10月中旬に400㌧出荷する見込みだ。
また、同JA竜北果樹部会梨部は、22日から、選果場横と道の駅「竜北」の特設テントで店頭販売をし、消費者に積極的にアピールする。また、宅配便での地方発送も受け付ける。詳しくは、同選果場、(電) 0965(62)2826まで。