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【イチゴ】甘味、色も最高を/JA菊池

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初出荷の「糖蜜使用のこだわりいちご」を確認する検査員と生産者

初出荷の「糖蜜使用のこだわりいちご」を確認する検査員と生産者

  熊本県のJA菊池苺(いちご)部会が力を入れる「糖蜜使用のこだわりいちご」の出荷が始まった。部会員が有利販売につなげようと、研究を重ねてこだわり抜いたイチゴで、卵のLサイズよりも少し大きいビックサイズ。甘くとろける食感だ。
  栽培管理や収穫、箱詰めなど、通常より多くの手間が掛かり、気を使うため、こだわりを追及する生産者だけが出荷。2015年産は30戸が取り組む。
  品種は「ひのしずく」。完着で大玉だけを詰めた贈答用だ。箱も差別化し、黒色でふたに人気のくまモンのイラストを使う。
  一個一個フルーツキャップでくるまれたイチゴは、1箱30玉、24玉、21玉入りがある。特別販売品は、その中でもえりすぐり、完熟具合や重さを確認して丁寧に箱に詰める。
  全て契約販売で、北海道から南は宮崎まで全国の大手デパートで限定販売される。15日の初出荷には150箱を関東、関西へ出荷した。
  年末年始の需要期に向け、期待が掛かる。出荷査定会を開き、収穫時期、出荷規格、箱詰めの仕方など、厳しく細かなチェックをして、生産者の意識を統一した。
  宮川忠正部会長は「12月に入り甘味も色も乗ってきた。いよいよこれからが本番。最高のイチゴを消費者に届けたい」と気合を入れる。

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