市場担当者が市場情勢を報告
ＪＡ本渡五和はこのほど、２０１３年産柑橘部会販売対策会議を開いた。部会員や取引市場、ＪＡ関係者ら約１００人が出席。１２年産の販売数量は、２５４８㌧（対昨年比１１２・８％）、販売総額は７億２４０７万円となった。１２年産は、晩柑が７０８㌧（計画比１１８％）と販売数量増だったが、例年販売金額の５０％以上を占めるデコポンが裏年で数量減だった。１３年産は、梅雨明け以降の降雨が少なく高糖度で、品質は上々。果実肥大は例年並みに推移。１３年は、うんしゅう２２５㌧、ポンカン８００㌧、デコポン１０００㌧、晩柑７００㌧など販売総数２６４８㌧を見込む。
福田賢二部会長が「生産現場の正しい情報を発信し、市場と連携し、消費者ニーズをふまえ生産していきたい」と挨拶した。また、市場代表者は「生産者・ＪＡ・市場が三位一体となり、温暖な天草の気候を生かした高品質みかんの有利販売を目指しましょう」と決意表明した。
会議では、１２年産販売結果と１３年産生産状況及び販売計画について協議した他、市場担当者５社による市場情勢報告、意見交換が行った。