出荷作業を行う指導員
ＪＡあまくさ花卉部会カスミソウ専門部会では、順調にカスミソウを出荷している。大矢野集送センターでは、１０月上旬の初出荷から、秀品Ｌサイズをメインに、１日約１００～１５０ケース（１ケース＝５０本）を主に関東・関西方面へ出荷。品種は、アルタイルが中心で５品種を取扱う。
可愛らしくボリュームある花姿が特徴で、主に仏花用や添え花に使われる。ＪＡあまくさでは、品質やボリュームの差を無くすため、選別の徹底、出荷査定会や現地検討会を行い、指導徹底している。
８月定植分は高温乾燥により草丈が若干短いものも見られるが、９月定植分からはボリュームある品質に仕上がってきている。同ＪＡでは、カスミソウ消費地宣伝会を宮城県仙台市で開く予定で、震災により被災された方々に無料配布する。
ＪＡは、２０１３年度出荷数量２５２万７０００本、販売売上高１億８２００万、単価１本７２円を計画している。