JAあしきた管内で、特産のサラダタマネギ「サラたまちゃん」の定植が始まっている。JAでは、3地区計4ヶ所で定植講習会を開き、30日に水俣市袋地区の園地で開かれた講習会には、生産者約30人が参加した。
「サラたまちゃん」は辛味が少なく、水にさらさず生で食べてもおいしいことで消費者から人気を集める、同JAの独自ブランド。部会員全員がエコファーマーで、減農薬、減化学肥料にこだわり環境に配慮し、栽培している。
2月中旬頃出荷の「葉付きサラたまちゃん」に始まり、後期販売の「スーパーサラたまちゃん」を6月下旬まで、品種と栽培時期をずらし、管内リレー出荷を行うことで長期的な販売を行っている。
講習会では、排水対策や病害虫防除などについて確認。生産者は「日頃の管理が良質なサラたまちゃんを作り出す」という指導員の言葉に、熱心に耳を傾けた。
10月下旬から定植を開始したのは「葉付サラたまちゃん」。11月からは極早生や早生などを順次定植する。2014年産の定植は12月下旬まで行い、64㌶を植え付ける予定だ。