JAかみましきでは現在、ユズの出荷が順調に進んでいる。13日には、山都町の柚木選果場に1000ケース(1ケース=1・5㌔)のユズが持ち込まれた。
管内では、39戸の農家が10㌶で生産。特に地名に「柚」の文字が入る柚木地区では栽培が盛んで、管内生産量の大半を占める。主に関東方面へと出荷し、冬至前の12月中旬にピークを迎え、1月下旬まで続く。今シーズン産は、130㌧の出荷を見込んでいる。
同JAでは、地元産のユズを使ったユズジュースを加工・販売し、ユズの消費拡大や産地の知名度向上に努めている。JA担当者は「今年は雨が少なく小ぶり傾向だが、生産者の努力もあり良い品質のものができている」と話している。