JA阿蘇中部・南部イチゴ部会はこのほど、阿蘇市で2013年産イチゴ出荷査定会を合同で開いた。生産者や市場、行政・JA関係者ら約80人が参加した。
宮本陽一生産協議会長は、「初取り組みの中部・南部の合同査定会と市場への2元集荷、1元販売を各部会で決定し、生産協議会で出荷企画等を調整してきた。今後、作付面積や出荷量が減少していく中、このような取り組みをして出荷ロット数を増やすことで、安定供給・販売強化を目指していく」とあいさつ。
今年度、阿蘇イチゴ1元販売に向けた戦略重点事項として、①品種特性を活かした販売戦略の構築、②安定共供給に向けた取組み、③安定販売と総合的な企画提案等の説明、また、生育状況報告や出荷規格説明などが行われた。
今年度は、両部会で2品種(さがほのか、紅ほっぺ)作付面積12.6㌶対比93%、生産者56人で87%、172万パック(270g)、5億1千万円の販売金額を見込んでいる。