県立熊本農業高等学校は16日、農業自営者激励会を同校で開いた。将来農業自営を目指す生徒49人が参加。同窓生ら2人が自身の農業経営を紹介。同窓生らは「仲間づくりが大切。115年の伝統校である同校のつながりを生かし、良い経営を目指し頑張っていってほしい」と呼び掛けた。
農業自営についての見識を高めもらい、関係機関との連携をはかり卒業後の営農活動の活性化につなげてもらおうと、毎年開いている。同窓生の自営者や県農林水産部担い手・企業参入支援課、県農業協同組合中央会、県立農業大学校が出席し、生徒に激励の言葉をかけた。
参加した生徒らの大半は、進学後に自営する予定だ。生徒代表が「高校生活で得た経験や友人を大切にし、進学先では基礎基本をしっかりと学び、熊本県のリーダーとなるような自営者を目指したい」と決意の言葉を述べた。