人吉温泉女将の会「さくら会」は20日、人吉市で、球磨牛と地元野菜を使用した期間限定メニュー「くまんもん会席」を販売すると発表した。「くまんもん」とは、球磨地方の言葉で球磨のものを「くまんもん」と言うのと、大人気ゆるキャラのくまモンをかけ合わせて命名した。「人吉球磨は、ひなまつり」に合わせて、2月の1ヵ月間販売する。
同会は、観光客の集客や球磨牛のブランド化を図ろうと県やJAくまと協力し、企画した。会席のルールは、球磨牛と地元の野菜を使用すること。会席に使う球磨牛は、同JA肥育部会26戸が飼養した肥育牛。さくらの会会員の9旅館が趣向を凝らし、様々な形で提供する。
発表会では、関係者50人を招き会席3種類の展示と球磨牛の陶板焼き、すき焼き、しゃぶしゃぶの試食会があり、参加者は球磨牛のおいしさを堪能した。