JA菊池甘藷部会はカンショ「ほりだしくん」を全国に売り込もうと、県内の全郵便局(簡易郵便局を除く)391局で「ほりだしくん」の発送を開始した。注文を順調に伸ばしている。
甘藷部会、大津町、菊池市の13の郵便局でつくる菊池東部会の3者が協力して初めて企画した。2月10日から受け付けを開始し、大津郵便局では企画に合わせて、カライモに関する歴史資料や生産風景の写真展示会などを開いている。展示会は2月21日まで。注文受付は2月28日までで、2・5㌔(10~16本)が1500円、5㌔(20~32本)が2200円の2品。代金は税・送料込。
甘藷部会矢野武彦部会長は「今年のカライモは品質最高で、貯蔵庫による保存で甘味も増している。ホクホクでおいしいと好評。多くの人に食べてもらいたい」と話した。
甘藷部会では今までも郵便局での注文販売をしてきたが、県北郵便局にチラシを設置しての注文で、数量もあまり伸びなかった。今回は町と郵便局の全面的な協力の中、県内各地から注文を受け、JA南生産指導センターから発送する。2・5㌔入りは新企画で、好評だ。
箱詰め担当のJA南生産指導センターの西淳史職員は「2・5㌔は詰め替えが必要。多い時は120ケースの箱詰めを任され、うれしい悲鳴」と笑顔だ。