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タカナ品質良く収穫順調/JA本渡五和

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タカナを収穫する松本さん親子


 JA本渡五和管内で、タカナの収穫が本格的に始まった。今年度は、降雨の影響による定植の遅れや、12月から乾燥状態が続き生育が遅れたところも見られたが、例年発生の多い「縁腐れ症」の発生は見られず順調に生育した。
 五和町の松本豊徳さん(61)は、息子の拓也さん(28)と4日から収穫を始めた。10月に播種をし、11月に定植、年末年始は乾燥したものの生育・収穫ともに順調にすすんでいる。約15㌃で栽培し、3月10日まで収穫する予定だ。松本さんは「今回初めてタカナを栽培した。マルチ栽培のため、肥料ぎれを心配したが順調に生育した。来年度は、栽培面積を25~30㌃まで増やしたい」と意気込んでいる。
 同JAは、生産農家52人で18㌶作付け、全量を漬物メーカーへ供給する契約栽培を行っている。収穫したタカナは、管内の加工センターで等級ごとに区別し、随時漬け込む。漬け込みは、塩のみと塩とウコンで漬け込む2種類。納品されたタカナは、漬物として商品化。タカナ入りラーメンやタカナチャーハンの材料として需要が高い。今年度出荷は500㌧を計画。漬け込みは、3月末まで続く予定だ。

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