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「えこめ牛」消費拡大に向け高校生対象に初の料理コンテスト/JA菊池

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グランプリに輝いた菊池FHJチーム


 JA菊池は、次世代を担う管内の高校生に地域の食材に関心を持ってもらおうと「えこめ牛うまかもん料理甲子園」と題し、高校生料理コンクールを初めて開いた。一次審査を通過した8チームが22日、合志市総合センターで料理対決。県立菊池高校1年生チーム菊池FHJ「えこめ牛(ギュ)―っとロール」がグランプリに輝いた。
 コンクールは、3人1組の8チームが参加。同JAが力を入れる飼料用米で育てた「えこめ牛」と地域の食材を使い、斬新性・普及性・見た目・おいしさ・チームワークを競った。
 グランプリに輝いた料理は、えこめ牛のミンチ肉と地域の野菜をパイ生地で包み込んで焼き上げた。チーム代表の菊池美希さんは「肉と野菜のおいしさを閉じ込めたいとお餅で包むことを考えたが失敗。試作を繰り返しパイ生地にしたらうまくいった。名前通りの料理になったと思う」と話し「グランプリをとれるとは思わなかった。とてもうれしい」と3人で喜びを噛みしめた。
 審査では、料理への思いを伝えるアピールタイムも設けた。審査委員長を務めた同JA三角修副組合長は「高校生の斬新なアイデア、料理に取り組む姿勢に感動した。食べることや地域の食材にこれからも興味を持ってくれるとうれしい」と話した。
 「えこめ牛」料理を提供するレストラン「センターリバー」の料理長が選ぶ「センターリバー賞」も設け、準グランプリを受賞した菊池高校3年生チームMakeYouSmileの「和風えこめドーム」が選ばれた。この料理は、同店のメニューに加えられ、期間限定で提供される。
 「えこめ牛」の消費拡大を図る同JA畜産部は、参加8チームの料理レシピ集を作成し、活用することにしている。

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