イチゴの出荷が最盛期を迎え、JA熊本うき管内集荷場では、連日日量約2万パック(1パック=270㌘、一部平パック300㌘)の出荷作業に追われている。関西地方を中心に、5月まで総出荷量529㌧、5億4000万円の売り上げを目指す。
JA管内の生産者は65戸。品種は「さがほのか」や「さちのか」、JA管内だけで生産しているプライベートブランド「のぞみ」などで、合計15・22㌶(対前年比90%)を作付けている。13年度産イチゴは天候に恵まれ、例年より早いペースで出荷。生産者の努力により量・質ともに良好な仕上がりだ。
JA苺専門部会は、今後も的確な出荷計画と安全・安心でおいしいイチゴづくりを心掛け、販売対策の強化を図っていく。JA西営農センターの平川英幸係長は「出荷ピークを迎える中、今後も適期収穫に努めていきたい」と話した。