熊本県産畳表の上で、赤ちゃんのハイハイを競う「全国赤ちゃん ハイハイ大会 on the 畳(TATAMI) 第2回大会」が、8日、イオン八代店(熊本県八代市沖町)で開かれた。JAやつしろなどで構成する熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会が、国産畳のPRと需要拡大に向け、全国統一ルールを定め、県産の畳の安全性・香りの良さを再確認してもらおうと主催した。
県産畳の上で、県下各地から集まった60人の赤ちゃんが、先導するお母さんの呼び掛けや家族らの声援を受け4㍍先のゴールを目指し、ハイハイした。中には横へ曲る、後ずさりする、周りの歓声に驚いて泣き出す、固まって動かない赤ちゃんもおり、会場は大いに盛り上がった。
各コースの1位と総合優勝・特別賞の副賞として、同JAは特産のい草製品やイチゴ、塩トマトなどを贈った。会場には、県産畳表のPRや畳表の効能の説明のパネルと藺草家具(椅子)が展示され、子育て相談コーナーも設けられた。