軽量かつ温度管理労力の少ない省エネ作物で、高齢化対策としても期待の高いスナップエンドウが、JA熊本うき管内で出荷最盛期を迎えている。JAの三角園芸集荷所では、連日日量600~700ケース(1ケース=1㌔箱)を出荷。東北や関東地方を中心に、5月中旬まで総出荷数量60㌧、販売金額6000万円を目指す。
JA管内は生産者15戸が2・2㌶を作付けている。13年度産は天候に恵まれ、例年より早いペースで出荷。外観や食味は良好で高品質に仕上がっている。JAサラダスナップ部会は春先の高温対策の徹底を図り、今後も品質の維持に努めていく。
JA西営農センターの平川英幸係長は「スナップエンドウは、春先においしいシーズンを迎える。高品質に仕上がったスナップエンドウを味わってもらうため、適期収穫に努めていきたい」と期待を寄せる。