JA菊池管内でメロンの出荷最盛期を迎えている。菊池市七城町にあるJA果菜選果所では、日量2700㌜(1㌜5㌔)を関東、関西方面へ出荷する。春メロンで7万5000ケ㌜を目指す。
選果所では光センサーを含む選果機がフル稼働し、糖度を判定する。16以上のメロンは、こだわりの特選品メロンとして区別化販売する。品種は「アンデス」を中心に「イエローキング」「アムス」「クインシー」「フェスタ」がある。
メロン部会松山義廣部会長は「天候に恵まれ、玉太りが良く、味は最高の出来。栽培試験を重ね、昨年から新しく導入した赤肉品種、フェスタの糖度乗りが良く人気だ。栽培面積は減少気味だが、品質で勝負したい」と話した。
出荷は6月中旬まで続く。メロン部会員は60戸、春メロン栽培面積14・4㌶。