赤肉メロン出番／ＪＡ阿蘇

　ＪＡ阿蘇高森メロン部会では、赤肉メロン「レノン」の出荷が始まっている。高森地区は、ＪＡ管内の平坦部から始まるリレー販売の最後を締める産地となっており、６月下旬まで出荷が続く見込み。同地区では、他産地との違いを出すために赤肉メロンの生産に力を入れており、年々市場評価が高まっている。
　今年は５月上旬まで低温の影響があり生育の遅れが心配されたが、その後は天候に恵まれ、大玉で糖度も１５度以上と例年にない高品質となっている。販売担当職員の森谷峻さんは「赤肉メロンの魅力を多くの方に味わっていただきたいので、安全安心な高品質メロンを消費者に届けていきたい」と話す。現在、日量１００～２００㌜（１㌜５㌔）の出荷となっており６月下旬までに約６０００㌜の出荷を計画している。メロンは集荷場でも販売している。