JAくま管内で、春作のズッキーニの出荷がピークを迎えた。JA下球磨第一選果場では、日量800~900㌜(1㌜2㌔入り)が生産者から持ち込まれ、担当者は検査業務に追われている。
2014年産は、秋作も含め総販売金額3200万円を目標に掲げ、出荷数量100㌧を計画している。
今年産について担当者は「色つやも良く、曲がりも少なく品質は良好」と話す。
JAは高齢化などに伴い、軽量な小物野菜の一つとして、ズッキーニ栽培の推進を積極的に行っている。生産者は32戸、栽培面積は5㌶。
ズッキーニはカロリーが低く、β―カロテンやビタミンB・C、カリウムを多く含み、油との相性が良く、フライや天ぷらなど揚げ物に向いている。出荷は中京・九州中心に7月中旬まで続く見込み。