JAあしきた管内の水俣市袋地区で1日、水俣市立袋小学校の全校児童203人がJAあしきた青壮年部水俣支部と㈱MOAファームの協力のもと、特産のサラダタマネギ「サラたまちゃん」の収穫体験を行った。農業体験を通して、地域の農畜産物や農業に携わる人たちについて理解を深めようと、袋小学校では毎年定植と収穫体験を行っている。
当日収穫したサラたまちゃんは、昨年の11月下旬に同校の児童が定植したもので、大きく育ったサラたまちゃんに歓声を上げながら作業を進めた。2013年産は、全体的に玉太りしており、1時間の作業で収穫量は約2トン。児童は「ハサミを使って葉と根を切り落とすのが大変だったけれど、大きいサラたまちゃんがたくさんとれて嬉しい」と笑顔を見せた。
今後も、JAと行政、地域の学校と協力して体験学習を行い、サラたまちゃんの消費拡大と県内外へのPRに力を入れていく。