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田植え体験 泥まみれ/JAくま ほか県下JA

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水路で汚れを落とす児童


 相良村立相良南小学校5年生の児童は、同村の水田で毎年恒例の田植えを行った。JAくま青壮年部相良支部と同小学校の児童ら45人が参加した。20㌃の水田で、うち5㌃を手植え、15㌃は田植え機で、児童も乗って行った。
 同支部の吉田正博支部長は、苗作りから体験している児童らに「苗の水かけが足りず少し失敗しています。お米は苗作りからが始まりなので管理もしっかりしましょう」と話した。
同小学校の日野幹識くん(10)は、「泥まみれになれて、楽しかった。手植えより田植え機を運転できたことがうれしかった」と話した。
 田植えの後、泥んこドッヂボールや泥んこ○×クイズも行われ、児童らは全身泥まみれになりながら楽しんだ。作業後には女性部の手作りおにぎりが児童に振る舞われた。

慣れない手付きで、丁寧に植え付ける児童


 JAやつしろ青壮年部八千把総支部は、八代市立八千把小学校5年生4クラスの139人を対象に、同校近くの圃場(ほじょう)で、田植えの指導を行った。植えたのは、児童が種まきをして育てた苗。同部会は食育活動として7年前から取り組んでいる。
 同部員と、指導者で米作り名人の西条敏男さん(68歳)から、米の植え方について説明を受けると、児童らは圃場に恐る恐る足を踏み入れた。
 苗を受け取った児童は一列に並び、田植え綱の赤い印を目印に、一株ずつ慎重に植え付けた。ぬかるむ泥に足を取られ、泥の中に尻もちをついたり、倒れ込む児童もおり「足が抜けない」「動けない」などの悲鳴が上がった。
 約1時間で4㌃の植付けが終わると、泥だらけになった児童達から「農家の大変さが分かった」などの声が聞かれた。
 隣の圃場では、カンショ「ベニアズマ」の植え付けも行なった。10月には稲刈りと芋掘りを行なう予定だ。

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