熊本県のJA菊池と取引のある生活協同組合連合会グリーンコープ連合西日本地区の組合員家族の小・中学生22人が、2泊3日で酪農ホームステイに訪れた。子どもたちは牛に畜舎に興味深々で、ホームステイを満喫した。
JA菊池で「non-GMO」(遺伝子組み換えをしていない飼料を与えてできた牛乳)を生産する酪農家10戸が受け入れた。子どもたちは餌やりや牛舎の掃除、子牛の哺乳などを体験した。
佐賀県から参加した吉山響君(11)、福岡県から参加した竹谷聡君(10)は、non‐GMO牛乳生産者の会の永田浩徳委員長宅(菊池市旭志)で、牛追い、搾乳や子牛の哺乳、掃除や餌やりなどを積極的に手伝った。吉山君は「楽しいし面白い。子牛がかわいい」とにこやかに動き回っていた。竹谷君は「牛乳大好き。牛のことが少し分かってよかった」と牛をなでた。
永田さんは「牛乳をたくさん飲んでくれたらうれしい。子どもたちの喜ぶ顔を見るとやって良かったと思う」と話した。